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母入院で困った…父のショートステイ手続きと持ち物まとめ【家族の体験談】

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ショートステイ

母が急に入院することが決まった日、私の頭の中は真っ白になりました。

今まで母が支えていた父の介護を、誰が・どこで・どうやって行うのか…。すぐに答えは出ませんでした。

そんな状況の中で頼りになったのが、普段父がお世話になっているデイサービスのケアマネージャー(ケアマネさん)。

ケアマネさんが、ショートステイの調整から入所まで全てをサポートしてくれました。

この記事では、実際に私が経験した中でわかったことをできるだけ詳しくまとめました。

この記事でわかること
  • ショートステイ利用の流れ
  • 手続き
  • 持ち物
  • 本人の反応
  • 気づいたポイント

同じように「急な入院で介護ができない!」と困っている方の、安心につながれば嬉しいです。

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目次

急な入院でショートステイを利用することになった背景

父は要介護で、普段から週に数回デイサービスを利用しています。

見た目には元気そうに見えても、日常生活の多くを母に頼っていました。

しかしある日、母の検査で「入院が必要」と告げられ、具体的な入院日もすぐに決定。

そこで、月に1度の定期面談の際にケアマネさんへ事情を説明しました。

「母の入院が決まったので、その間父の介護ができなくなります…」

と私が伝えると、

ショートステイを利用しましょう。


と、すぐに手配に動いてくれました。

初めてのことで不安でしたが、ケアマネさんが心強い存在でした。

ショートステイの手続きと流れ【実体験】

ショートステイを利用したいと思っても、初めての時には”どういう流れで進むのか”不安ですよね。

ここでは、我が家の体験談からショートステイを利用するまでの流れをご紹介します。

ショートステイ利用までの流れ

  • 家族の状況をケアマネさんへ相談
  • 入院日が決まったら連絡
  • ケアマネさんが施設を調整・決定
  • 家族が必要な持ち物を準備
  • 入所日当日、施設へ送り届ける

できるだけ早く相談することで、空き施設の確保がスムーズになります。

どこの施設になるかは空き状況によるため、ほぼ選べませんでした。短期的な利用は競争率が高いようです。

家族としては、相談して任せるだけで一気に状況が前進しました。
手続きの多くはケアマネさんが代行してくれます。

ショートステイの持ち物リスト【入所前日が大忙し】

実際に準備したもの👇

  • 着替え(宿泊日数+予備)
  • 下着・靴下
  • タオル類
  • 洗面用具(歯ブラシなど)
  • 室内履き
  • おむつやパッド(必要に応じて)
  • 薬+薬の説明書
  • ・メガネ・補聴器など普段使っているもの

施設によって違いがあるので、必ず事前にリストを確認してください。

特に大変だったのは薬の準備

薬局でもらった薬をそのまま持っていくだけ…ではありませんでした。

  • 薬の種類と注射のやり方が分かる説明書が必要
  • 施設によって薬の仕分け方法が違う
  • 服薬時間ごとに整理しないといけない

正直、ここが一番家族の負担が大きかったです。

共同生活が苦手な父の反応家族としては「良かった…何とか乗り切れそう」とホッとしたのですが、父は少し違いました。

帰宅後、父に「どうだった?」と聞いてみると父なりに共同生活で不満を抱えていることがわかりました。

「同じ部屋の人がテレビをずっとつけていて、うるさかった」
「気を遣うし、落ち着かなかった」

以前にも1度ショートステイを利用したことがあったのですが、その時は個室利用でした。

個室を利用したときは今回よりも快適そうだったので、環境差はとても大きいのだと感じています。

個室と多床室の違い(家族目線)

項目個室多床室
生活音のストレス少ない多い場合あり
面会のしやすさしやすい気を遣う
費用高め低め

本人の性格に合わせて環境を相談できるとベストですね。気になるポイントがあれば、まずはケアマネさんに確認してみましょう。

食事が美味しいと本人の満足度が上がる父にとって「食べる楽しみ」は非常に大きな支えです。

「ごはんは美味しくてよかった」

その一言で、家族の安心度も段違いでした。

食事の満足度は、

  • 本人の機嫌
  • 食欲/健康維持
  • 生活のストレス軽減


に直結します。

食事は施設を選ぶ上で、とても重要な要素だと実感しました。

実際に利用して分かったメリット・デメリット

【メリット】

  • 家族の介護負担が一時的に軽減される
  • 急な入院でも安心できる
  • プロからのケアで健康状態も安心
  • 本人の生活リズムが保てる

【デメリット】

  • 本人が環境にストレスを感じることがある
  • 施設を選びにくい(空き優先)
  • 準備が大変(特に薬)

それでも、家族だけではどうにもならない時期を支えてくれる、心強いサービスだと感じました。

ショートステイは“逃げ”ではない

介護をしている人の中には、

「自分が頑張ればいい…」
「ショートステイに預けるなんて申し訳ない…」

と罪悪感を抱える方も多いと思います。

でも私はこれを経験して、心から思いました。

家族が無理をしないことも、介護の大事な一部。

倒れてしまっては元も子もありません。
頼れる制度は、遠慮せず頼って良いのです。

まとめ:早めの相談が安心につながる

母の入院という急な出来事の中で、ケアマネさんに相談した瞬間から、私の不安は少しずつ軽くなっていきました。

もしあなたも同じ状況にいるなら、次の3つを意識してみてください。

  • 早めにケアマネさんへ相談する
  • 施設の環境(音・個室・食事)を確認する
  • 薬の準備は余裕を持って

大丈夫。ひとりで抱え込まなくていいです。
あなたを助けてくれる人やサービスは、ちゃんとあります。

少しでも心が軽くなっていたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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